ただし1pも進んでいない

ここ2日でCLIP STUDIO、Open Canvasphotoshopを試してみた。

1年8か月ほど使っているSAIとは違う書き味のペイントソフトを試してみたくなったというのがその理由。

CLIP STUDIOはグラデツールが面白いけど肝心の書き味はごく平凡だった。

でもSAIについてたらいいなと思っていたテキスト・パース定規なんかは使えそうだし、もともとコミスタユーザは無料ダウンロードできるものなので持ってて損はなさそう。

Open Canvasは筆の混色がSAIと全然違ってちょっと面白かったけど、個人的に筆のぼやっとした混色よりマーカーみたいにパキッと塗り重ねる感じのほうが好きなのでそっとウィンドウを閉じた。

photoshopはインタフェースに少々まごついたものの(まさかカラーサークル・カラーゲージを出しっぱなしにできないとは…)書き味は文句無しで、唯一絵を描きあげられたソフトだった。

もともとペイントソフトに慣れる前は手書きブログで描いていたので、あのt-50風に描けることがとても楽しかった。

Elements購入検討中。

SAIのカスタムペンも愛着あってとても好きなんだけど、いかんせん塗りがあっさりし過ぎなのでもう少し濃厚な画面にしたいという欲が出てきた。

色味を濃厚にすればいいという問題ではない。

毎回思うけど、絵を描いてるとどうしたって自分の嗜好と向き合う必要が出てきて、画面をぱっきりさせたいのも完全に自分の好みの産物だし、黄色とかオレンジばっか使うのもそう、カクカクしてるのもそう、雑で大振りなのもそう、細部ばかり気にして全体が見れないのもそう、全部ただの自分の確認になっていると思う。

誰かと話してて、お前ほんとこうやな、って言われるのがうれしいみたいなのに似ている。

常に確認していないと死んでしまう病気。

美術の先生に、絵を描いて、できた絵を見て、そうだ自分はこういう人間だったというのを確認するための意味合いが私の場合かなり強いと思うのですが、と言ったら全然共感されなかった。

誰かに何か伝えるために描く人が多いらしい。

でも正直何かを伝えるとかよく分からないし、なにがなんでも発したいメッセージなど今のところないので当分そういう絵は描けないと思う。

漫画は読んでほしいって思うけど同時にすごく恥ずかしい。

絵はすぐ消しちゃうけど漫画は残しておけるのは、絵は絵だけど漫画は絵と話で、評価が分散される点にあると思う。

絵はプロフェッショナル、漫画は遊びって感じで敷居が違いすぎる。

 

今日メロンを切ったら、断面のおしり側に#ff5500ぐらい鮮やかな赤味のオレンジが差していて驚愕した。

普段は黄緑がかった薄黄色の食べ物なのに、そこへ突如オレンジ色の筋が現れたらだいたいの人が「なんや」と思うと思う。

ちなみに赤肉で有名な夕張メロンではなくマスクメロン。

カロテン的なものだったらいいけど未だ謎は解明されていない。

個人的には成分検出に出したらいいと思っている。

冬コミ原稿楽しい。