牛乳にはまっている

もう当分いいかと思っていたけどまた漫画を描き始めているので、これはもしかしたら「書き初め」と言えるかもしれない。描く前はくだらないとさえ思うし、描き終わり寸前は「もう当分いいや」ってなってるのに、描き始めると夢中になってしまうのでなかなか不思議なものだけど、まあ何をするにおいても大抵クソめんどくささと楽しさは同梱されているものなので、これも例に漏れずそういうメカニズムなんだろうと結論しておく。「不思議だな」と感じることはけっこう不思議ないい気分になるので今は調子がいい。自分の調子を知っておくのは大事だと思う。

今日はメロンブックスからイラスト集が5冊届いた。同人のイラスト集なるものは我が人生において初めての購入となるため興味深かった。5冊あるけど作者は2人で、一人は女性作家のオリジナル、もう一人は男性作家で東方(やったことないけど)の同人だけどオリジナル要素が強いらしい、そもそも原作を知らないのでオリジナルとして見ているけど。

よく思うけど、女性と男性の絵は全然違って面白い。女性はいかに綺麗でかわいいかを重要視しているのに対し、男性は物の構造を理解した上でいかに面白いかを重要視していると思う。漫画も分かりやすい、女性はとりあえず顔が描けて、あとは表情の変化で話を回していくのに対し、男性は強弱を好み、顔が多少残念でも形の取り方(立体の捉え方)は上手だったりする傾向があるように思う。今回の画集も、それぞれすごく魅力があって、見ていて自分も何か描きたくなるようなイラストだった。

見た人に何か現実の行動を引き起こさせるような魅力は魅力として最高峰なんじゃないかと、他の可能性を深く考えずになんとなく思ったので念のため書き記しておく。