創作物の素晴らしさ=現実の辛く悲しく救いようが無さ

すごい話を読むとしばらく現実世界に戻ってこられない感じがしてふわっふわする。現実世界の現実的な作業をすることで、自分がいま現実世界にいることを思い出してしまうのがもったいない。文字打ったりしたくない。

現実というものは辛く悲しく救いようがない。私は寝るのがたいそう好きだけどその理由として「現実世界の居心地の悪さを味わいたくないから」というのが挙げられると思う。でもただ寝るだけでは現実世界から離れるだけに過ぎないけど、すごい作品というものにはすごい世界が広がっていて、それを味わうことができるところが素晴らしいと思う。文学作品含めすべての芸術というものは、現実の辛く悲しく救いようがない呪縛から一時でも離れられるという点を評価されているんだと思う。