自転車こぎこぎ美少女太郎
あっ5月だし二十歳の誕生日前にやった自転車一人旅もう一回やろう、と思い昨日自転車で自宅から約40km離れた海水浴場でおにぎり食べて帰ってきた話をします。
朝05:00に起床するもご飯が炊けていなかったので怒り狂い持参用のしじみ味噌汁(インスタント)と緑茶を作る。炊けるまであと18分くらいだったけどもういけるやろと思いご飯を食べ(モリモリ)、おにぎりを作る。あとパソコンでぷらっとこだまとか予約する(今度大阪行くので)。
06:18頃出発。
海自体は比較的近いのですぐ見える。
まずは自転車道に沿って走ります。
途中自転車道とは名ばかりの砂浜もあるけどがんばります。
夏は海の家的な用途になるのかなーとか思ったいい感じの建物だけど、帰りに見たら外国人がバーベキューみたいなことしてた。
風力発電こわすぎ、道のすぐ近くにあるから風車の鋭利な刃の影が道の向こうからブワッと来てこわすぎ。
自転車道が一旦切れたので大きな道沿いを走る。馬の尻尾見るたびポニーテールとはよく言ったものだと感心する。
工場。いつか葉っぱがタンクを覆い尽くすともはやタンクではなくそういう植物なのだと思わせることができると思うので参考にしてほしい。
おまめ、とあったので休憩することにした。時刻は08:45頃。
ちなみにここは公園。
山感が強くなっていくのを感じる。海から少し離れたところに自転車道があるからなのだけどこれはこれでいい。
超田舎である。田舎者の私が超田舎だと感じるほど田舎で、となりのトトロ的世界観だった。
このとき道を間違えた気がしてきており、そういえば前回道に迷って山を2つ3つ超えるはめになったことを思い出し戦慄する。それだけは避けたい。
完全に山に入ってしまった感じがする、なんか閉塞感があるし身の危険を感じるし893が大麻とか育ててる気がする。そう思っていたら目の前にふくふくと育ったスズメバチとおぼしき昆虫(固そうな虫も脂肪を蓄え太るのだろうか)が現れすぐに来た道を戻る。とりあえず海の方へ行こうと思った。
ハマヒルガオ。ということは
海に来たということ。
完全に海。
おにぎり。
私の手が小さいというのもあるけどこのおにぎりが大きいというのもある。軽く茶碗2杯分ほどはあったと思う。10:45くらいだったけどすごくお腹が空いていたのでムシャムシャ食べる。
ここ海水浴場なんだけど、せっかくなので歩き回ってみるとなんか海の龍とかを召喚できそうな場所があった。先端の方は平気で波が来るので濡れている。
見下ろすとフジツボがたくさん付いている。陸でいうところの鳥のフンみたいだなと思う。
行きで見かけたお店を帰りも通るんであれば寄ろうと思ってたら本当に通れた。キウイのタルトが物珍しかったのでそれとミルクティーを頼む。12:30頃。
店出て少し行ったところで野生のキジとおぼしき鳥を見かける。
海沿いの自転車道に出る。海の砂も、海の波と同じような形になるのにはなにか秘密があるのだと思う。犀川先生風に言うと「自分の知らない法則だと思った」。あっそういえば昨夜「幻惑の死と使徒」読了した。
久しぶりに自転車に乗り過ぎて尻が痛くなるという経験をした。ゴールデンウィークというのもあって自転車乗ってる人とたくさんすれ違った。私のクロスとは違ってやっぱりロードは速い、1.5陪くらい速いと思う。ジョギングしてる人たちも多いんだけど彼らはあいさつしてくれる率が高いことが分かった。サーファーも多かった。四輪駆動車みたいな車が土手の斜めになっているところを走ったりしていてエキサイティングだった。親子で海に来ている人たちもいた。色んな人たちが各々色んなことをしていて、なるほど世の中は色んな人たちが色んなことをしているのだなあと思った。
自転車をこいでいると考えるでもなく何かを考える状況になる。別に自転車じゃなくてもいいんだけど、こうした「今している動作とはまったく関係のないランダムな思考」というものは面白いと思う。
翌日、筋肉痛にはならなかった。夕飯しこたま食べたけど体重は1kg減っていた。しこたま、普通の言葉なのになんとなく下ネタっぽいのでつい使ってしまう。