甘夏大好き

自分のことを話すのがどうやらあまり好きじゃないことには既に気付いており(匿名はノーカン)、理由は人間の持つ「他人に自分のことを分かってもらいたい欲」が嫌い(不毛)だし人類最大の弱点だと思っているから。でもこれがないと人と人は繋がらない、程度問題ではある。

昨日漫画投稿トーナメント用の漫画を描き終えた。締め切り前のあの異様な集中力を久しぶりに体感したがあれはなんなんだろう、原稿以外のことが考えられなくなるしこのままずっと書いていられるような気がするところがヤバくてなんかとても健康に悪そうなんだけど(腰痛もトイレも食事も忘れる)自尊心的なものは高まる感じあるしそういう意味では健康にいい。不思議だ。色々と思うところはあるけどもうやることやったしあとは結果待ちます。原稿中に某お笑いDVDを繰り返し聞いて(そしてたまに見て)たんだけど本当に心から救われた。ミュージックに飽きたらトークがいい。

きちんとした絵をある程度真面目に描きまくったあとは、自分の体調がどんなにヘロッへロでも世界のあらゆるものがとても精巧で些細で美しい事実に超感動しちゃったりするところが好きだ。今日も雨の中散歩して春めく田舎の風景に素晴らしさを見た。桜の花びらが落ちて薄いピンクになった道路は贅沢ではあるがどこか切ない、少し前まできっとたくさんの人達に綺麗だなんだと言われ愛でられていたものが、色だけがそのままであとは全部壊れてしまった…というどうしようもなさ。

今年は桜を撮りました。

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3/29撮影