いつも買うだけだったあれを自分の手でこねる快感

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カンパーニュ作った。切ったらなんか生っぽかったけどまあ溶けたチョコやろ、と思い食べたら生地も若干生だった。ぬかったーーーと思うもスライスしてフライパンで両面焼き事なきを得た。次回は生地を4分割くらいにして火の通りを良くし焼き時間も長くしていきたい。自家製レモンピールと洋酒漬けドライフルーツと、買ったナッツと明治の板チョコが入っており味は超美味だがイーストの量が少なすぎたり一次発酵後のガス抜きがうまくできなかったりでパンの食感がまるでなかったのは改善したい。

二次発酵後に様子を見ると1.5倍ほどの大きさになっており、触るとふかふかと柔らかくて不覚にも愛おしい気持ちがこみ上げてしまった。うっかり敬語で話しかけたり急にニコニコしたりして危うかった。お菓子作りでは例えばバターと砂糖が理想のマヨネーズ状になったときや、メレンゲがきめ細かく美しい質感になったとき、焼いてきれいに膨らんだときとてもうれしいけど、それはあくまで自分一人の結果に過ぎない。でもパンの発酵は違う、私以外の酵母も頑張ってる、私一人じゃない、酵母が、どうせ焼かれて食べられて終わってしまう生命が、頑張ってくれているやん…と物凄く感動してとても楽しくて最高だったんだけど、酵母って生命だったよな?と思いググったら単細胞生物で運動性はなく自然界に広く分布しているとあり蟲みたいなものかなあと思った。絵や漫画はちゃんと捗りました。