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私の駄目な時期にありがちな例として、食欲が増すというのがある。食欲が増すあまり、空腹感がないときでも物を食べ、満腹感、更には膨満感があるにも拘わらずひたすらに食べ物を希求し、消化酵素が浪費され、体温が下がり、眠気・倦怠感が増し、絶望し、クソッタレ社会を嘆くというのがだいたいいつものパターンである。パターン化している。

食欲を感知した時点でそれをやり過ごす・紛らわす方法が必要なのだが、あいにくそういった方法は現時点で確立されていない。辛く悲しいバッドエンド。