おにぎりは梅+砂糖とツナマヨがツートップbyおにぎり姫

他人とコミュ二ケーションを取るというのは本当に大変で難易度が非常に高い。こういう話題のとき「決めつけはよくない」みたいなことをやたらよく聞くが、これを最初に言い出した奴の方がよほど決めつけているのではないかと思う。人間が人間を正確に理解・把握し評価するなど到底できるものではない、かといってそれでも長い時間をかけて理解したりされたりすることを本当に望んでいるのかというと、現状そうではない、ならば自分が自分を極限まで理解できたら他はどうでもいいと思う。

しかし最近では自分がある程度どう見られても気にならなくなったせいか、「ここでこんな行動をしたらどんな反応が返ってくるか」といったある種のゲーム性を現実世界に持ち込んでいるというのがあって、これはこれで面白く、数日前は約一年ぶりに連絡を寄越してきた人と会う約束を取り付けてみた。彼女がどういう態度で当日やってくるのか、私に何を期待しているのか少し興味がある。ちなみに「重要な長文メールに返事を寄越さなかった」のではなく、「重要な長文メールは相手に届いていなかった」という設定にしておく。

原稿はとても楽しいし素晴らしいものができそうなので世に知らしめねばならない。他人との会話は全然思い通りにいかなくて理想と現実の激しいギャップを感じるけど、その反発がすべて自分の思い通りにいく漫画を作る楽しさに加担しているのだと思う。何かが欠けていることに気付くから、それを埋めようとする。美術の先生が言っていた「コンプレックスがなければ作品は作れない」というのはこういうことだと思う。