面倒くさいことができるのは健康のサイン

世の中とても便利になってきて、アイフォンとかスマホとかが出てるし、そこから更にラインとかも出てる。アイフォンとかすごく便利なものがもう何年も前から出てて、何年も前から「便利だ」と言われてるのに未だその地位揺るぎない。多分便利の座(略しても便座にはならない)をずっと保ってたいとアイフォンやスマホやラインの中の人たちが思ってて、「より便利にするには?」といった具合の努力を色々しているんだと思う、努力を色々しているなんて、がんばっているといえる。

デジカメの売り上げが芳しくないらしい、スマホで簡単に(しかもお洒落に)撮れるからだ。みんな本当は写真自体に興味はないんだろう。上手く隠そうとするか隠そうともしないかの違いでしかないが、前はもう少し隠そうとしていたように思う、色々なことを。スマホやそれに類するものが、便利になるために色々な機能を付けたものだから、専門性からどんどん遠ざかっていく。水彩用の紙の種類、絵の具、筆。デジタルの水彩塗とどう違うかって、全部全然違う。面倒くさいことしてる人を、馬鹿にしちゃあいけないなって思う。

今日は朝から雨なので、床の雑巾がけをした。もともと掃除機をかけるのが好きなので掃除は専ら掃除機頼りなんだけど、入り組んでいるところとか、ガンガン当たってとても面倒くさい。けれども自分の手を使ってする雑巾がけは、コードを持ち上げるのに特に労力とも思わずできるので、かえって楽だった。

ラインに慣れるとメールを面倒だと思うようになるらしい。対人面において、しかもメールで連絡をとるレベルの相手であればそこそこの関係であると思うんだけど、それを面倒だと思うことに、せめて違和感などはないのだろうか。

シフォンケーキが私の好きなケーキランキング堂々の第一位殿堂入りなんだけど、世の中たくさんのシフォンケーキがあって、その内の何割かがネット通販で売買されている。好きなケーキランキング一位の品があると聞けば食べずにはいられないというのが好きなケーキランキング一位にシフォンケーキを掲げている者の性であるが、いざ全てのシフォンケーキを購入し食べたら、美味しいものもあれば不味いものもあるだろうし、お金はかさむし、糖分過多で不健康になる可能性が高まると思う。不健康になればさらにお金はかさむし病気になり死んでしまう可能性も高まるので(人間はいつか死ぬけど)シフォンケーキジャンキーは不毛だろ、ってなわけで最近はシフォンケーキを作っています(そして食べています)。自分が自分にとっての最強のレシピに辿り着けたら、買って食べるだけのシフォンケーキはもはやおつまみ程度の存在になり、出費は減り、健康不安も減る。シフォンケーキを作るのは存外面倒くさくなく、クリエイティブなような家庭的なような気分に浸れるので健康的だと思う。シフォンケーキのにおいを嗅ぎながらシフォンケーキが膨らんでいく様子を雑念とともにずっと見てるのすごく落ち着く。