レモンプリンセス太郎
レモンほぼ3kgを使った数々の品とお洒落感を演出するためだけのお酒の空瓶。
レモン酒。
お酒に漬かった果実や皮もなにかに使えるそうです。
朝10:00にアルコール度数96°のウォッカ500mlをレモンに注ぎ込み、瓶の内壁に残った1滴を興味本位で舐めてみたら舌からぶわっとアルコールが広がっていく様がダイレクトに体感できて全身の毛が逆立つほどすごかった。こんなものをごくごく飲んだ日には確実にトリップしてしまうという確信があった。そのあと度数40°のウォッカを同じように一滴飲んだら「こんなもんか」って感じで感覚が狂ってしまう体験だった。
レモンが届いてから1週間ほど仕込む暇がなくて、ちょっと放置してたらカビでお釈迦になってしまったレモンが3つほどあり嘆き悲しんだ。
今日は母の誕生日だったので要請のあったレモンピール入りシフォンケーキを焼いた。今までで一番好評だった。
もともとは「レモンピールシフォン焼いて」と言われたから、「じゃあレモンピールから作ろう」となって、amazonで国産レモン探して、どうせならまとまった量買って他にも何か作ろうとなったのだけど、例えが悪いけどまるでひとつ嘘を付いたらその嘘を守るため次々に嘘を付く必要が出てくるみたいに、ひとつレモンを買ったらそれを使って色々なものを作って、そこから更にそれを生かすための何かを作るというようなことを想像した。なにかを作るって創造的だから、嘘ってもともとはそれほど悪いことじゃないと思う。使い方さえ間違わなければ便利だったり豊かだったりするものって、世の中の大抵のものはそうだというのに、どうして嘘に関しては悪いイメージが付いてしまったのだろう。
卵白にてんさい糖と塩を入れてメレンゲ作ってるときのにおいが、「なんていいにおい!」って言うほどでもないけどなんか日常っぽいというか、味わい深くはないけどそういえば確かにいいにおいだぞといったタイプのいいにおいがしてよい。日常での発見的あじわい。「味わい」ってよりは、「あじわい」って感じ。「味わい」はちょっと味気ない。言うまでもなく、「香り」よりは「におい」って感じ。
何か料理をしようと思い立ったとき、ちょっとマニアックっぽい人のあやしいブログ記事のレシピを試してみることが多い。なんか妙にワクワクしてしまう。クックパッドは進んで作ってみたいとはあんま思わない、どうせなら妙なうんちくとか私生活とかを饒舌にまくし立てている人間の方が興味ある。まあ昨日クックパッドのレシピ参考にしたけど。
今年のゴールデンウィークは久しぶりにゆっくりできる予定なので喜びの舞。
ちょっと髪を伸ばしてみたいかもしれない。
休日がたくさんほしい。